第34番 根来寺
一乗山大伝法院(いちじょうざんだいでんぽういん)根来寺(ねごろじ)
ご朱印

家田荘子
コラム 三十四番 根来寺
葛城連峰の山腹、なだらかな道をゆったりと行くと、約三十六万坪の壮大な境内が現われます。本堂・大伝法堂には、びっくりするほど大きな大日如来様、金剛薩捶(さった)様、尊勝(そんしょう)仏頂尊様がいらっしゃいます。何もかもが大きい……これが、根来寺の印象ですが、不動堂は、少し本堂から離れた、こじんまりとした所にあります。
駐車場の前の道を上がって行った先にある、下町のお寺を思わせるような、古くて小さなお堂です。この中には、「錐鑚(きりもみ)不動尊」と書かれた提灯が、沢山ぶらさがっていて、灯明と合わせて、凄く粋な雰囲気です。
不動明王様は、木造坐像の秘仏で、錐鑚不動、または身代わり不動と呼ばれています。参拝の後は、広大な庭園を散歩してみて下さい。お弁当持ちで散策に来ている人々と、お話をするのも、ここならではの楽しみです。
近畿三十六不動尊霊場会先達・作家 家田荘子寺院紹介
- 名称
- 一乗山大伝法院(いちじょうざんだいでんぽういん)根来寺(ねごろじ)
- 通称
- 根来寺
- 不動尊について
- 錐鑽(きりもみ)不動とか、身代(みがわり)不動と呼ぶ。秘仏であるが、初会式(はつえしき)、夏会式に開帳。木造座像。
- 所在地
- 和歌山県那賀郡岩出町根来2286
- 郵便番号
- 649-62
- 電話番号
- 0736-62-1144
- 宗派
- 新義真言宗総本山
- 開山
- 興教大師(こうきょうだいし)〈覚鑁上人(かくばんしょうにん)〉
- 創建
- 大治元年(1126)
- 詠歌
- ますかがみ うつしおこする すがたおば まことにみよの ほとけとぞみる
- 行事
-
- 1月1日
- 修正会
- 1月28日
- 初会式(初不動)、大般若転読、大護摩供
- 2月節分の日
- 節分星祭
- 春秋彼岸の日
- 彼岸会法要、水子供養
- 4月8日
- 花祭
- 6月17日
- 弘法大師、興教大師降誕会
- 8月12日
- 施餓鬼会
- 8月28日
- 夏会式、大般若転読、大護摩供
- 10月28日
- 柴灯護摩
- 12月12日
- 御仏事、報恩講
- 特色
- 全山5,000本の桜は見事、秋の紅葉はまた格別。
- 交通
-
- 徒歩
-
- JR和歌山線岩出駅より4km。
- 阪和線紀伊駅より粉河行バスにて根来下車、徒歩約20分。
- 南海線樽井駅より近畿大学行バスにて根来下車すぐ。
岩出駅、紀伊駅ともタクシーあり。
- 車・団体バス
- 阪和自動車道泉南インターより泉佐野岩出線、国道24号線岩出より根来へ
- 休憩宿泊等
-
- 休憩拝観
- お茶代を含め1人800円(2時間以内)
- 宿泊
- 50名程度可能、1泊2食付5,000円。外に灯明料1,000円。前もって申込むこと(団体のみ受付)。
- 拝観
- 共通券(名勝庭園及び国宝大塔、大師堂、伝法堂)500円。
- 附近の名所旧跡
- 紀三井寺、和歌の浦、粉河寺
- 山主
- 座主「稲葉 信隆(第41世)」
- 特産
- 根来塗
