第33番 七宝瀧寺
犬鳴山(いぬなきさん)七宝龍寺(しっぽうりゅうじ)白雲院(はくうんいん)滝本坊(たきのもとぼう)
ご朱印

家田荘子
コラム 三十三番 七宝瀧寺
階段を上がって行くと、まずは、護摩壇の正面に立っておられる、それはそれは大きな身代わり不動に圧倒され、呆然としてしまいます。高さは、なんと七メートル以上もあるそうです。
本堂が近づくにつれ、参拝者が、どんどん増えて行き、本堂の中はというと、明るい活気でいっぱいです。子供や、お年寄り、老若男女を問わず、信心深い人々が、ここにはいつも大勢集まって来ています。
このお寺は、七宝龍寺というよりも、犬鳴山と呼ばれ、多くの人々に親しまれていますが、実は、八つの峰の中に、四十八ヵ所の行場と、四十八の滝があります。本堂の奥の滝「行者が滝」では、季節や時間に関係なく、いつも行者さんたちが、水行をしています。
このお寺のご本尊は、秘仏ですが、役行者が彫られたという木造立像の倶利伽不動明王様です。車でなくバスを使う場合は、本堂まで歩いて二十分以上、山道を登らなくてはいけないので、ご本尊様の前に手を合わせることができた時には、喜びもひとしおです。森林浴をしながら、ゆっくりと山の中を廻って参拝して下さい。
犬鳴山といえば不動明王様ですが、実はこのお寺は、もうお一人、有名人がいます。東條貫長さんが在寺の時は、自ら納経所にいらっしゃいます。お話しする機会があれば、日頃思っていることなどを口に出して聞いてみて下さい。難しい法話も、社会のことも何でも、きっと、判りやすく、そして、面白くお話しして下さることでしょう。
近畿三十六不動尊霊場会先達・作家 家田荘子寺院紹介
- 名称
- 犬鳴山(いぬなきさん)七宝瀧寺(しっぽうりめうじ)白雲院(はくうんいん)滝本坊(たきのもとぼう)
- 通称
- 犬鳴山、犬鳴山不動尊、犬鳴不動
- 不動尊について
- 運勢の不動とも、運もらい不動とも呼ばれている。秘仏、辰の年の辰の月、とりの年のとりの月、開帳法要。木造立像、(役の行者御自作の倶利伽羅不動と、弘法大師御作の身代りを祀る)。
- 所在地
- 大阪府泉佐野市大木(おおぎ)8
- 郵便番号
- 598-0023
- 電話番号
- 0724-59-7101
- 宗派
- 真言宗犬鳴派本山
- 開山
- 役の小角(神変大菩薩)、中興志一上人(1346〜1363、住職)
- 創建
- 斉明天皇7年(661)
- 詠歌
- 七滝(ななたき)に 心きよめて 不動尊 祈る願ひの 叶はぬはなし
- 行事
-
- 1月1日〜5日
- 新年祈願、初護摩供、鎮守七福人開扉祈願祭
- 1月8日
- 初三宝荒神祈願祭
- 1月27日〜8日
- 初不動祈願祭
- 2月2日〜3日
- 節分開運厄除星祭祈祷
- 4月27日〜8日
- 祈願大法要、紫灯大護摩供
- 7月7日または第1日曜日
- 元山上ガ岳峰供養
- 7月土用丑の日
- 病封じ胡瓜加持
- 8月27日
- お滝まつり、水行護摩供
- 10月27日または第3日曜日
- 灯明ガ岳峰供養
- 11月3日
- 鎮守祭
- 12月28日
- 納め不動祈願護摩供
- 特色
- 山と滝のお不動様である。
- 交通 (地図はこちらをクリック)
-
- 徒歩
- 南海本線泉佐野駅(急行停車)または阪和線日根野駅下車、犬鳴山行南海バス終点下車、参道を1000m上ると本堂。(バス30分毎、所要時間30分)。
- 車
- 泉佐野粉河線の南海バス犬鳴終点の手前100m、一の庄橋を渡り、犬鳴林道を1km半にて本堂上の広場に至る。それより100m下へ。広場には50台駐車可。
- 団体バス
- 泉佐野から南海バス路線にて犬鳴山終点下車、徒歩で山門まで150m、本坊まで更に600m、本堂まで更に300m。(入口より本堂まで約1km)
- 休憩宿泊等
- 貸室、食事、250名可。宿泊150名可。予約のこと。
- 拝観
- 無料(秋の修験道資料展も無料)
- 附近の名所旧跡
- 日根野大井関自然公園
- 山主
- 犬鳴山七宝龍寺貫主東條仁哲大僧正
- その他
- 春の山桜、新緑、秋の紅葉等四季それぞれ風雅あり。特に夏は犬鳴渓谷一帯、青少年にて賑う。
