第30番 如意輪寺

塔尾山椿花院(とうのうざんちんかいん)如意輪寺(にょいりんじ)

如意輪寺のイメージ

ふたはたの あまくだります むくのきは よよにくちせぬ のりのしのあと

ご朱印

ご朱印のイメージ

家田荘子コラム 三十番 如意輪寺

このお寺の如意輪観音様の美しいこと! 四月のここ、吉野山の桜も、言葉にならないくらい美しいですが、如意輪観音様を見た瞬間、あまりの美しさに釘付けになります。残念ですが、いつも拝見できるわけでなく、お願いして、本堂の中に入らせていただける時と、いただけない時があります。

その本堂に向かって右手前に不動堂があります。石像の大きな不動明王様。不動堂の中に入った途端、吹き飛ばされそうな雰囲気です。このお不動様は、難儀なことから救って下さるということで、「難切(なんきり)不動明王様」とも呼ばれています。

このお寺は、楠木正行(まさつら)公が、鏃(やじり)で「かえらじと かねて思えば 梓弓(あずさゆみ) 亡き数に入る 名をぞとどむる」と、辞世の歌を書き残した扉が有名で、今も残っており、宝物館で見ることができます。

ここまで来たら、ぜひとも吉野山蔵王堂へも参拝して行って下さい。

近畿三十六不動尊霊場会先達・作家 家田荘子


寺院紹介

名称
塔尾山椿花院(とうのうざんちんかいん)如意輪寺(にょいりんじ)
通称
如意輪堂
不動尊について
難切(なんぎり)不動明王。石造立像。公開。
所在地
奈良県吉野郡吉野町吉野山1024
郵便番号
639-3115
電話番号
07463-2-3008
宗派
浄土宗
開山
日蔵(にちぞう)上人
創建
延喜年間(901〜922)
詠歌
ふたはたの あまくだります むくのきは よよにくちせぬ のりのしのあと
行事
3月22日
春の彼岸会
8月25日
施餓鬼会
9月22日
秋の彼岸会及び不動尊大祭
11月28日
不動尊大祭
特色
吉野朝勅願所、楠木正行公遺跡。
交通 (地図はこちらをクリック)
徒歩
近鉄吉野線の終点「吉野駅」下車、ロープウェイを利用後徒歩約40分。吉野駅から徒歩の近道がある。タクシー利用の場合「吉野駅」より10分。
車・団体バス
国道169号線から吉野大橋を渡り、吉野神宮駅前を左折吉野山観光車道へ進入のこと。
休憩宿泊等
休憩は100名程度可。食事の斡旋もして貰える。以上前もって連絡のこと。
拝観
宝物殿(楠木正行公辞世の扉、仏像、仏画等)、後醍醐天皇御霊殿(天皇御自作の木像)。多宝塔、庭園。以上拝観料400円。団体割引あり。
附近の名所旧跡
後醍醐天皇陵、蔵王堂、吉水神社、吉野神宮。
山主
住職または方丈(ほうじょう)「加島(かしま)公信(こうしん)」
特産
吉野葛、葛菓子、柿野葉寿司、桜細工、杉細工。
その他
桜の見頃は4月5日〜20日、新緑とつつじは5月1日〜10日、紅葉は11月10日〜20日。

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