第27番 葛川息障明王院

安曇山(あどさん)葛川息障明王院(かつらかわそくしょうみょうおういん)

白露の 玉まくくずの かつら川 くる秋にしも 我はかへらん

ご朱印

ご朱印のイメージ

家田荘子コラム 二十七番 葛川息障明王院

こんなに遠いとは、行ってみるまで思ってませんでした。遠い。とにかく遠い。JR湖西線堅田駅から江若バスに延々と乗って、坊村バス停で下りる。下りたはいいが、参拝後、今度は延々と帰りのバスを待たなくてはいけない。一日がかりの参拝になります。

赤い三宝橋を渡ると、左手が納経所。右手に境内が広がっています。護摩堂も本堂も、何もかもがかなり古く、静かであまり人に会うことのない境内に入ると、昔の時代にトリップしたような気分になります。

本堂の中は、昼間でも真っ暗。入口手前で電気のスイッチを入れ、本堂に入ります。お堂の中は、毘沙門天様、千手観音様、不動明王様が祀られています。寄木内刳彩色の立像の不動明王様は、完全秘仏ですが、写真によると、ポッチャリ顔でいらっしゃいます。めったに人に会うことはないので、人目を気にしないで、しっかりとお経を上げて下さい。なお、このお寺へ来るのなら、秋がお勧めです。もう本当に、見事なまでの紅葉です。

近畿三十六不動尊霊場会先達・作家 家田荘子


寺院紹介

名称
安曇山(あどさん)葛川息障明王院(かつらかわそくしょうみょうおういん)
通称
明王院
不動尊について
寄木内刳彩色の立像。秘仏(8月28日御開帳)。
所在地
滋賀県大津市葛川坊村町155
郵便番号
520-04
電話番号
0775-99-2372
宗派
天台宗
開山
相応和尚(そうおうかしょう)
創建
貞観元年(859)
詠歌
白露の 玉まくくずの かつら川 くる秋にしも 我はかへらん
行事
毎年7月18日、明王祭
特色
不動明王顕現の霊場と崇められている名瀑三滝は、清流深淵であって幽邃の地である。
交通 (地図はこちらをクリック)
徒歩
JR湖西線堅田駅前より江若バス、京都出町柳駅前より京都バス、何れも坊村バス停よりすぐ(歩いて2分)。
車・団体バス
  • 京都市内より国道367号線にて、大原、途中を経て、花折峠を越え坊村町へ。
  • 大津より国道161号線を北上、琵琶湖大橋交差点で左折、途中で国道367号線に合流、前記のとおり。
  • 国道161号線を北上、安曇川町で左折、安曇川沿いに坊村へ。名神を利用する場合、京都東I・Cをおり、湖西バイパス道路に乗り、真野I・Cで降りて左折、花折峠を越えて坊村町へ。
休憩宿泊等
寺では宿泊等はできない。近くに比良山荘・石楠花山荘あり、休憩宿泊共に可。川魚料理。
拝観
無料。
附近の名所旧跡
比良連峰と無数の滝。
山主
常住(じょうじゅう)「光永(みつなが)覚道(かくどう)」
特産
ワラ細工。
その他
紅葉映える渓美は凄い。

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