第20番 智積院
五百仏頂山(いおぶさん)根来寺(ねごろじ)智積院(ちしゃくいん)
ちえをつみ とくをみがくの てらなれば このよをてらす のりのともしび
家田荘子
ご朱印
家田荘子
コラム 二十番 智積院
三十三門堂のすぐ近くに位置する智積院。広大な敷地に入ってすぐ左側に、納経所があります。ここは、いつ、どんな時間に訪れても、暖かい笑顔で迎えてくれます。寺院内でもよく僧侶に出会えますが、皆さん声をかけて下さるので、境内を歩く足も軽やかになります。全国3千ヵ寺の末寺が属する真言宗智山派の総本山という凄さだけに、お寺の人々の参拝者に対する心遣いがよりいっそう嬉しいのです。
正面奥に、見事な金堂があり、黄、紫、白、緑、赤......の幕に彩られています。その右手側、不動堂には重々しい雰囲気があり、中には、根来寺から勧請されたという木像坐像の不動明王様がいらっしゃいます。
壮大と言うにふさわしいお寺ですが、建物は入りくんでなく、きれいに見渡せます。そういう明るく堂々とした景観は、智積院そのものを象徴しているかのように私には思えます。
近畿三十六不動尊霊場会先達・作家 家田荘子寺院紹介
- 名称
- 五百仏頂山(いおぶさん)根来寺(ねごろじ)智積院(ちしゃくいん)
- 通称
- 総本山 智積院
- 不動尊について
- 智彗不動、麦つき不動と呼ぶ。公開。木造座像。
- 所在地
- 京都府京都市東山区東瓦町964
- 郵便番号
- 605-0951
- 電話番号
- 075-541-5361
- 宗派
- 真言宗 智山派 総本山
- 開山
- 中興 玄宥僧正
- 創建
- (中興)慶長5年(1600)
- 詠歌
- ちえをつみ とくをみがくの てらなれば このよをてらす のりのともしび
- 行事
-
- 1月1日
- 修正会
- 1月15日
- 新年祝梼会
- 2月3日
- 節分会
- 2月15日
- 常楽会
- 3月21日
- 正御影供
- 春秋彼岸の中日
- 彼岸会
- 4月8日
- 仏生会
- 6月15日
- 弘法大師、興教大師誕生会、青葉まつり
- 8月12日
- 盂蘭盆会施餓鬼法要
- 12月10日〜12日
- 冬報恩講
- 特色
- 名勝庭園と国宝障壁画。
- 交通 (地図はこちらをクリック)
-
- 徒歩
-
- 京阪電車「七条駅」下車、七条通りを東へ500m。
- 市バス東山線の「東山七条」下車、バス停前。
- 車
- 京都市内に入り東山通りへ、東山七条。境内駐車可。
- 団体バス
- 京都南I・Cまたは京都東I・Cより東山通り東山七条へ。境内バス駐車可能。
- 休憩宿泊等
- 休憩可。宿泊は100人可、宿泊費6,670円。いずれも凡そ3ヶ月前に連絡のこと。
- 拝観
- 名勝庭園、国宝障壁画、500円。
- 附近の名所旧跡
- 妙法院、三十三間堂、国立博物館、豊国神社、方広寺、清水寺、泉涌寺、東福寺。
- その他
- 5月上旬より6月中旬にかけての、つつじ、さつきは特に見事。