第17番 曼殊院門跡

曼殊院門跡(まんしゅいんもんぜき)

法のため 我がたつそまぎ ひくからに 月もくもらぬ 世を祈るかな

ご朱印

ご朱印のイメージ

家田荘子コラム 十七番 曼殊院門跡

初めてここの黄不動像に対面した時、
(なんてステキな不動明王様!)
と、ドキドキ心臓がときめいてしまいました。筋骨逞しく美しく、二つの大きな目をパッチリ見開いて睨みつけ、眉が凛々しく、全身にパワーが漲っていて、とにかく強そう。熱く、凄まじい気迫が伝わって来ます。

一瞬にして心を釘付けにされてしまい、なかなかその場から動くことができませんでした。

この門跡の黄不動様は国宝ですが、一般公開されていません。私たちが拝めるのは、写しということになりますが、それでも凄まじいまでの迫力です。

この門跡には、例の有名な幽霊の掛け軸がありますが、最近は夏のシーズンでも、掛けられていません。また狩野探幽の襖絵や、見事な欄間、そして「遠州好み」の庭など、すばらしいものが沢山あるのですが、私の場合、黄不動様に対面した途端、それらが記憶から飛んで行ってしまうほど。とにかく凄いのです。

近畿三十六不動尊霊場会先達・作家 家田荘子


寺院紹介

名称
曼殊院門跡(まんしゅいんもんぜき)
通称
曼殊院
不動尊について
国宝。黄不動明王像(俗に黄不動と言う)。常時公開。復刻黄不動明王像
所在地
京都市左京区一乗寺竹ノ内町42
郵便番号
606-8134
電話番号
075-781-5010
宗派
天台宗
開山
良尚法親王(中興)
創建
延暦年間(782〜806)、明暦2年(1656)現在地に移転
詠歌
法(のり)のため 我がたつ杣木(そまぎ) ひくからに 月もくもらぬ 世を祈るかな(良恕親王)
行事
毎月28日
不動尊命日(護摩供養)
1、4,9月初巳の日
弁財天法要
7月5日
良尚法親王忌。
特色
名勝庭園の寺、文学の寺、黄不動の寺として有名。曼殊院本古今和歌集等国宝を初め、建造物、襖、仏像、絵画、立花図等重要文化財多数所蔵。
交通 (地図はこちらをクリック)
徒歩
京都駅発岩倉行バスで白川通りの「一乗寺清水町」もしくは「一乗寺下り松」のバス停より東北方へ約20分。
白川通りから曼殊院への道標により、寺へ。拝観通用門直前の専用駐車場に駐車のこと。
団体バス
  • 大型バスは白川通り近くの八大神社参道駐車場(075-781-9076)又は明星バス(075-721-2011)にあらかじめお問い合わせ下さい。
  • マイクロバス(25人乗)は、車の場合と同じ。
休憩宿泊等
当山境内の弁天茶屋にて、休憩、食事等可。50名位。晴天の場合は、屋外休憩可能。
拝観
院内の建造物、庭園等拝観、大人500円、小・中300円、高校生400円(団体割引あり、30名以上450円)。
附近の名所旧跡
修学院離宮、詩仙堂、狸谷不動尊、宮本武蔵決闘の下り松。
特産
弁天茶屋の門跡そば。
その他
春の桜から、サツキ、ツツジ、新緑、もみじ、りんどう、雪景色、かなめ、梅等と年中かわった趣がある。5月はじめの霧島ツツジは特に有名である。

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