第16番 三千院

 


大原の 里と聞きつつ 訪ね入れば また道ながら 袖しぼりけり

ご朱印

ご朱印のイメージ

家田荘子コラム 十六番 三千院

お土産店が並び、観光や参拝の人々で溢れる賑やかな門前町をすぎた先に、三 千院門跡があります。靴をビニール袋に入れて、順路案内に従って、宸殿(しんでん)に向います。再び靴を履くと、ここから広大な庭園ウォークが始まります。

御殿門から、宸殿に入り、金色不動堂へお参りして、宝物館前に着くまで、どんな に急いでも30分では終わりません。時間に余裕を持って訪れて欲しい霊場です。

杉木立ちと、美しい苔に囲まれた玉砂利道を行くと、往生極楽院に、まもなく着き ます。小ぶりな建物なのに、中に入った途端、大きな大きな阿弥陀如来様が、目の前 に迫って来られます。

右に観世音菩薩様、左に勢至菩薩様が鎮座され、両菩薩様とも、少々前かがみにひ ざまずく「大和(やまと)坐り」をされています。三千院の「大和坐り」は、日本最古だそうです。

順路に従い左へ行き、弁財天様の前を通って、いよいよ金色不動堂に向います。そ の道のりの左右に、シャクナゲやサザンカ、サクラなど、奉納された木々が植えられています。

47段の石段を登った先、左側に、金色不動堂があります。金色不不動明王立像は、像高97・0センチ、智証大師円珍作と伝えられています。八三八年、比叡山で座禅中に、金色不動明王様を感得されたそうです。

金色不動堂には、金色のお前立てが置かれ、ご本尊は、長い間、秘仏とされて来ました。が、毎年4月28日だけ開扉され、拝観することができるようになったのです。金色不動堂の中は、清浄な気が、ピンと張りつめていました。

金色不動堂から、さらに24段の石段を登ると、赤白の観音堂があり、3メートルの立像・聖観世音菩薩様がお祀りされています。

近畿三十六不動尊霊場会先達・作家 家田荘子

春の不動堂

三千院不動堂


寺院紹介

名称
三千院
通称
三千院
不動尊について
智証大師御作と伝えられる金色不動明王、秘仏
所在地
京都市左京区大原来迎院町540
郵便番号
601-1242
電話番号
075-744-2531
宗派
天台宗
開山
伝教大師最澄
創建
延暦年間782
ご詠歌
大原の 里と聞きつつ 訪ね入れば また道ながら 袖しぼりけり
特色
竹内栖鳳、鈴木松年らの障壁画多数所蔵している。
交通 (地図はこちらをクリック)
徒歩
京都バス洛北・大原方面行き「大原」下車 > 徒歩10分
<各乗り場>
・京都駅前から17番・18番乗車(約60分)
・四条河原町から16番・17番乗車(約40分)
・京阪電車・出町柳駅前から10番・16番・17番乗車(約30分)
・市営地下鉄・国際会館駅から19番乗車(約20分)
車・団体バス
名神高速[京都東IC]より“国道161・湖西道路”経由、[真野IC]で下りて、《途中》 方面へ、《途中》を経由して《大原》方面へ。
尚、お車でお越しの場合には駐車場はございませんので近隣の駐車場に駐車していた だきますよう宜しくお願い致します。
休憩宿泊等
休憩所あり。宿泊施設なし。
拝観
12月から2月 8:30から16:30(閉門16:30)
3月から11月 8:30から17:00(閉門17:30)
一般:700円(団体30名以上600円)
中学生:400円(団体30名以上300円)
小学生:150円
山主
門主(もんす)「小堀 光詮(こぼり こうせん)」

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