第13番 大覚寺門跡

嵯峨山(さがさん)大覚寺門跡(だいかくじもんぜき)

もろもろの 病すくひし 御仏を わけてたのめよ この世のちの世

ご朱印

ご朱印のイメージ

家田荘子コラム 十三番 大覚寺門跡

嵯峨(さが)の美しい土地と、大沢の池を一人占めしたような大きなお寺・大覚寺。堂内は、いつも参拝客で賑わっています。重要文化財・五大明王(不動明王、降三世明王(ごうさんぜ)、軍茶利(ぐんだり)明王、大威徳(だいいとく)明王、金剛夜叉(こんごうやしゃ)明王様をお祀りしている場所は、堂内の一番奥、五大堂です。そこからは、大沢の池が、一望でき、なんともロマンチックです。五大堂の中に入ると、いつも多くの方々が、写経をしていらっしゃいます。

「今度、写経する時間を取って、参拝に……」

と、毎度、お寺の方に、ニコニコと言われながらも、(せっかく嵯峨に来たんだから、十四番も十五番も廻りたい)と、「はいはい」って返事だけで、小走りで長い廊下を戻って行く私ですが、本当は、ゆっくりと堂内を歩いて庭を眺め、写経もして、心を豊かにできる時間を持ちたいものです。また、二十五分ほどかかりますが、お寺から嵯峨駅前まで、歩くこともお勧めです。

近畿三十六不動尊霊場会先達・作家 家田荘子


寺院紹介

名称
嵯峨山(さがさん)大覚寺門跡(だいかくじもんぜき)
通称
旧嵯峨御所、御所の寺、心経写経の本山。
不動尊について
御所の五大明王。木造座像(平安時代の明円作)重要文化財。
所在地
京都市右京区嵯峨大沢町4
郵便番号
616-8411
電話番号
075-871-0071
宗派
真言宗大覚寺派大本山
開山
恒寂法親王(ごうじゃくほっしんのう)、中興後宇多法皇。
創建
貞観18年(876)。嵯峨天皇の離宮を淳和皇后(嵯峨天皇皇女正子内親王)の発願により、清和天皇の勅許を得て、大覚寺と命名、淳和天皇の皇子恒貞親王(恒寂法親王)がご開山。
詠歌
もろもろの 病(やまい)すくひし 御仏(みほとけ)を わけてたのめよ この世のちの世
行事
1月1日、2日
修正会
2月3日
節分会
4月15日
嵯峨天皇献華法要
6月15日
青葉祭
8月20日
宵弘法
旧8月15日(仲秋の月)
観月会
11月
嵯峨菊花展
大晦日
除夜の鐘
その他
桜まつり、紅葉まつり
特色
日本三大華道の一「嵯峨御流」の総司所である。写経の根本道場では毎月1日、11日、21日に写経法会を執行。狩野山楽をはじめ狩野派、渡辺始興等の障壁画多し。
交通 (地図はこちらをクリック)
徒歩
JR嵯峨嵐山駅より北へ20分。京都駅、京阪三条駅、阪急四条大宮駅、阪急及び京福の嵐山駅、産業会館前より、いずれも大覚寺行バスに乗り終点下車。
車・団体バス
一条通り(宇多野嵐山樫原線)へ、広沢池の西へ出て北に入る。または嵐山へ出て高架道路を北へ、釈迦堂前から一条通りへ。大覚寺に駐車可。
休憩等
予約制。
拝観
大人500円、小人300円。宸殿、正寝殿、御影堂、安井堂、五大堂、霊明殿。
附近の名所旧跡
名勝嵐山嵯峨野(天龍寺、臨川寺、祇王寺、二尊院、釈迦堂あり)
山主
門跡「下泉(しもいずみ)恵尚(けいしょう)門跡」
その他
春は大沢の桜、夏は嵯峨の送り火、秋は天下一の名月観賞、冬は雪の大沢池。

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