第10番 無動寺

若王山(にゃくおうざん)無動寺(むどうじ)

世を救う 仏のちかひ ゆるぎなく ちとせ変らぬ のりのわかやま

ご朱印

ご朱印のイメージ

家田荘子コラム 十番 無動寺

初めて行った時は、東京から新幹線で新神戸まで来て、三宮から箕谷駅へ行き、一時間近く待たされて、バスに乗って福地まで。さらに山の中を歩くこと十五分。緑以外、何もなく、不安と疲れで、淋しくなって来ました。そんな私を迎えて下さったのは、穏やかな笑みを浮かべる住職と、大輪のように明るい奥様でした。おかげで、疲れや淋しさが、一気にふっ飛びました。

さらに、ここには、凄いサプライズが! 本堂の奥、奥殿には、心臓が飛び出してしまいそうなほど大きな大日如来様。その前に、不動明王様が坐ってらっしゃいます。また、大日如来様の右には、阿弥陀如来様、左に釈迦如来様、さらに、十一面観音様もいらして、全て重要文化財。とにかく「凄い!」の一言です。この前に立っていると、まるで時間を忘れてしまいそう……。

帰りは、住職ファミリーや信者さんの笑顔に見送られ、石段を下りて行きます。帰りの足取りは、行きより軽くなっています。だから遠路はるばる来ることができるのです。

近畿三十六不動尊霊場会先達・作家 家田荘子


寺院紹介

名称
若王山(にゃくおうざん)無動寺(むどうじ)
不動尊について
身代り不動尊。藤原初期の作で、国指定の重文木造座像。公開。
所在地
兵庫県神戸市北区山田町福地100
郵便番号
651-1254
電話番号
078-581-0250
宗派
高野山真言宗
開基
聖徳太子。中興真源阿闍梨。
創建
推古天皇の御宇。
詠歌
世を救う 仏のちかひ ゆるぎなく ちとせ変らぬ のりのわかやま
行事
毎月5日
祈願護摩
毎月21日
大師まいりと祈願護摩
2月第1日曜日
オコナイ祭(棒たたき祭り)
10月第1日曜日
オシュウシ祭
11月第2土曜日
写経奉納会
特色
本堂の奥が宝物殿となっており、本堂から拝観できる。本尊丈六大日如来をはじめ、不動明王・釈迦如来・阿弥陀如来・十一面観世音の国指定の重文五躰と県重文阿弥陀如来1躰が奉安されている。又、境内には鎮守重文若王子神社本殿がある。
交通 (地図はこちらをクリック)
徒歩
  • 神戸高速鉄道新開地より、神戸電鉄、三田、有馬方面行にて「箕谷(みのたに)駅」(急行停車せず)下車、箕谷駅前より市バス111系統衝原(つくはら)行にて「福地」下車、徒歩800m。約15分。
  • 新幹線「新神戸駅」下車、新神戸駅バス停あり、市バス64系統(JR三宮駅前発)にて、「箕谷駅」下車、以下前記に同じ。
  • 新神戸トンネル利用の時は料金所を出てすぐ信号を右折。福地バス停を右折、山手へ800m。
  • 奥再度山ドライブウェイ利用の時は、小部(おおぶ)峠で右折して428号線に入り、以下前記に同じ。西宮北インターより神戸三田線を南へ、皆森を右折、以下前記に同じ。

駐車場は無料。

団体バス
車に同じ。但し原野南交差点を直進、次の信号を右折し福地バス停へ。
休憩宿泊等
宿泊20人可。休憩、貸室等可。予約のこと。
拝観
9時〜17時。拝観料大人200円、中学生以下100円。
附近の名所旧跡
重文六条八幡宮三重塔、重文箱木千年家、重文下谷上農村舞台等古文化財の宝庫、呑吐ダム、つくはら湖。
山主
住職「久保  泰明(くぼ たいみょう)」
その他
春は山つつじ、新緑、秋はもみじの景勝の地。

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